キャラクターは影があってこそ引き立つ
2005年06月28日18時14分24秒 テレビ
大河ドラマの義経とキラ・ヤマトは良く似ていると思いました。兄を慕いながら兄の敵と簡単に馴れ合い理想ばかり唱える義経と、とにかく何を考えてるか分からないながら理想ばかり唱えるキラ・ヤマト。戦いや殺しなどの汚れ仕事は「避けようとしたが避けられなかった」「状況が許さなかった」「相手が悪い」。
どちらもきれいに描こうとし過ぎてか、全く影がありません。その結果キャラクターの存在に必要な影まで消してしまい、現実味が薄れて共感され難くなっています。
夢や理想はキャラクターに魅力を与えますが、そのキャラクターが共感されるのは何か現実に繋がる要素を土台にしているからです。知らないことには共感できません。影があってこそ光が引き立ちます。光だけではぼやけてしまいます。
漫画のキャラクター人気投票で主人公が一位になれないことが良くあるのは、主人公として強くあろうとして弱いところも汚いところも見せないために、面白味が欠けてしまい易いからではないかと思いました。
