ダンジョンズ&ドラゴンズ:鬼哭き穴に潜む罠(ダンジョンズ&ドラゴンズ):2008年03月22日
2008年03月30日13時31分40秒 セッションレポート
全てのロールプレイングゲームの始祖にして未だ現役。無数のマンチキンどもを相手にしてきた歴戦のルールブック。そのシステムにはあらゆるセキュリティパッチが埋め込まれている。
元栓をきゅっと締めて仕様なものだけを流す日本式の対策と違いケースバイケースのセキュリティホールを片っ端から潰してまわる物量作戦はアメリカのお家芸を感じさせた。
ダンジョンマスター:misuzuさん
さまざまシート類やダンジョンマップやフィギュアなど、諸々準備おつかれさまでした。「わざわざオブジェクトがなくても状況が把握できる」というシステムも良いけど、実際に物に触って動かせたり、状況が目で見えるというのも楽しい。
レベル1冒険者に相応しいダンジョンハック&ゴブリン退治。罠は少なめ。お宝は結構ざくざく。ゴブリンは単なる敵って感じではなくゴブリン側にもいろいろ事情があったり。ゴブリンだって生きている。
ウルヴァリン:しんさん
ハーフリングのパラディン、40歳、男。ポニーに乗った小さな騎士。悪即斬な正義のヒーロー。正義スキャンで悪を暴く。リーダーとしてパーティをぐいぐい引っ張っていった。ポニーが強かった。手数が増える、移動力が増える、運搬重量も増えている、そして突撃。冒険の終わりにイヌに乗り換え。
プライム:クラックさん
人間のダスクブレード、22歳、男。エルフの秘儀をなぜか独学してしまった人。魔術担当その1。そして機会攻撃の鬼。立つの見るや切りつけ、離れるのを見るや切りつけ。挟撃なんかも交えつつ、軽戦士かく戦うべしというのを見せてもらった。あとバンカーおつかれさまでした。
マグヌス・エクソシズム:Lanceさん
人間のクレリック、40歳、男。元オリンピアードの槍投げ選手。肘を痛めて引退したらしい。松岡修造的な人。魅力が炸裂すると周りのみんなの傷をむりやり癒してしまう。回復の要。魔術担当その2。自身が一番ピンチになっていたがHP0以下にならなかったのはマグヌスだけ。なってたら危なかった。
コーライアス:からんさん
ハーフオークのソーサラー、20歳、男。竜を神聖視し生肉を食う。奈落語を話す。竜の血を飲んだらしいがそれははったりらしい。パーティ1の魅力と筋力の持ち主。でも魔術担当その3。うなるマジックミサイル、飛ばすぜジャベリン。これで装甲が堅くなったら無敵要塞に。
レナ:遊葉
エルフのローグ、50歳、女。大人になるのにあともう50年なんて待ち切れなくて森を飛び出した女の子。筋力11,敏捷力18,耐久力8,知力10,判断力11,魅力9。スピードが唯一の武器。戦闘では前に出ず射撃、聞き耳を立てながら慎重に進み、扉の前に来れば得意分野。スライムに溶かされそうになったが、無理せず得意なことばかりやってれば結構なんとかなるものだと思った。
目的の村に行く途中でまず戦闘。マップを広げフィギュアを並べる。おお、これがD&Dか。襲われてる馬車を救い出せ。この世界のゴブリンはどれくらいの強さなんだろう。……結構弱い? 一匹しとめた。生き残った狼はウルヴァリンが〈動物使い〉で仲間に。その後、村の番犬ならぬ番狼となる。
馬車と共に村に着く。ちょっと買い物タイム。1人100gp相当のものまではさっきの救出代として貰える。高品質盗賊道具を貰った。そして予備の矢を買ってコーライアスに持ってもらう。クラックさんが一計を案じレナに足留め袋(なんかネバネバしたものが詰まった袋、投げて使う)を渡す。その分ロープとかもコーライアスに持ってもらう。ちなみにコーライアスはレナ(4フィート,80ポンド)をその装備ごと持てる……。
村の全資産が500gpだからそれ以上の買取は行えないとの説明がリアル。1週間毎に村の商人が外と取り引きしてお金が動いてるらしい。経済関係のルールも充実してるんだろうか。狼と香辛料 in D&Dとかも可能なのか?
一息ついて依頼の説明を始める村の人。「そういえばそんな話だった」とからんさん。いやいや本当の冒険はこれからですよ! 依頼を即引き受ける悪即斬なウルヴァリン。正義の人がいると話がぐいぐい進む。「交渉するなら俺のいないところで」とプレイヤー発言して退出。そしてなぜか交渉を始めるコーライアス。竜を目指すにはお金がかかるんだろうか。でも村の資産の限界で大した成果は上がらず。
さあダンジョンハックだ。まずはダンジョンまでの100フィート。入り口には番兵がいる。ギリギリまで距離を詰め、レナが弓矢、コーライアスがジャベリン、マグヌスとプライムが切り込み、ウルヴァリンが突撃。仲間を呼ぶ暇も与えず倒す。
以後もフォーメーションは似たような感じ。ウルヴァリンは突撃後はポニーと自身の多段攻撃、マグヌスとプライムは互いに位置を図って挟撃狙い、コーライアスはACの高い相手には(命中判定のいらない)マジックミサイル、レナは何も考えず弓矢、機会があれば近寄って近距離射撃。
レナを先頭にダンジョンを進む。道の角では〈聞き耳〉、ウルヴァリンは所構わず〈ディテクト・イーヴル〉。回数無限は強い。鉛の壁があると薄くても向こうを調べられないってどう考えても放射線。そんなもの撒き散らして大丈夫なのか。
扉に辿り着いたら〈開錠〉なんだけど、開くこと自体はあまり問題じゃなかった。問題は誰が開けるか。開けた人が待ち構えてる敵の攻撃を受ける。レナは鍵外したら後ろに下がるのがベストのようだ。光源の確保も問題になった。持つと片手が潰れるので誰が持つか。途中までコーライアスも持ってたので、その強力なスピア両手持ちが上手く使えなかったり。まあコーライアスはソーサラーなんだけど。
ちまちま前進しつつ神殿に辿り着く。邪神が祀ってあるが元々はドワーフたちの住処だったらしい。途中でポーションをいくつか見つけていたものの、魔術担当たちの判定がことごとく失敗して何のポーションだか分からない。分からないポーションがどんどん増えていく。確率的には結構すごいことになってるんだけど分からない。
神殿は扉が分厚い石だったのでそこを基地として休息。起きて扉を開けると大柄なゴブリンが2匹。もっとまったりしてたらポータブル破錠鎚が完成していて神殿で戦争になっていたらしい。ウルヴァリンがクリティカル食らってピンチ! でもなんとか乗り切る。
道を横切ろうとする矢が飛んでくる。ゴブリンたちが待ち伏せている。最後から1つ前の戦い開始。敵の数は多く矢がぴゅんぴゅん飛んでくる。タイミングを見計らって道を横切り遮蔽を取ってフォーメーションを整える。ウルヴァリンが強行偵察して状況把握。作戦を立てる。
作戦はこっちも待ち伏せ。敵が出てきたらコーライアスが魔法で敵をその場に張り付かせ、あとは火力を集中して殲滅。作戦は半分くらい成功。コーライアスがちらっと顔を覗かせた隙を突かれ矢を受け倒れる。マグヌスもうっかり魔法に巻き込まれて倒れてるところに敵の火力が。プライムが機会攻撃でざくざく切るも敵はしぶとい。
ここはマグヌスの魅力爆裂。でも範囲が広くてへたに使うと敵まで回復する。倒れたまま離脱するマグヌス。敵も離脱していく。今だ、魅力、爆・裂!! うかつにも離れた敵にはウルヴァリンが突撃。そして踏みつけながら残党に降伏勧告。戦闘終了。
和解したゴブリンにポーションの効果を解説してもらう。結構良さそうなの貰ってたのね。ラスボスはブラックドラゴンらしい。勝てるのか!? でもかなり小さいらしい。シロちゃんならぬクロちゃんか。
決戦において、これまで得られたお宝と呪文でどんな感じにドーピングするかシンキングタイム。万事準備が整っていざ決戦。扉を開けるといきなりブレスが。固まってたのでまとめて食らう。うーむ、遮蔽の確保と射線の見切りは大事だ。でも攻撃力は大したことはない。やたら当たり難いのか? それほどでも無い感じ。タフなことはタフだ。じわじわ削ってついに落とす。
ゴブリンたちは二度と人里に近づかないことを約束し、村には平和が戻った。めでたしめでたし。
