3月のライオンで棋譜進行
2007年08月11日22時36分54秒 漫画
「将棋のある風景」的な物語をやるのかと思ってたら、それだけでなくちゃんと将棋漫画っぽいこともやるんだと感心した。将棋や囲碁の漫画は難しい(将棋入門的なものは除く)。ハチワンダイバーのようなバトル漫画にするにしても、テニプリのようにはいかない。
テニプリを始めとするスポーツ系バトル漫画はルールを守りながら(はみ出ることも多々あるが)物理法則を捻じ曲げバトル漫画化してるが、ボードゲームは物理法則が関係ない。さらに盤が晒されると状況が全て分かってしまう。麻雀やカードゲームならまだなんとかなるが丸見えだとどうしようもなく、こうなると「俺の歩は一度に二度動けるぜ!」とか「この香車は飛車に匹敵する!」みたいな遊戯王ライクにしないと一発逆転が難しい。
そこで盤を全て晒さなかったりする。少しでも分からないとこがあればそこから「逆転」が可能だ。あるいはヒカルの碁などは物語に合うプロの棋譜を探してそれを並べていたそうだ。プロの試合なら素人には先読みが難しい。そこで棋譜を探し当てて話を逆算しようとするファンサイトもあった。
こち亀で将棋をネタにするとき盤面が無茶苦茶になってることが多いのは「ルールには従ってるけどギャグなんだから真面目に盤を見ないでね」の意思表示なんだと思う。だからただほんのりした物語を描くだけならわざわざ盤を晒す必要はないし、晒しても投了の場面とかだけでも問題ない。それを晒してきた。今後どこまで将棋漫画としてやってくのか興味深い。
