ハンドルは漢字にするのが便利
2005年05月13日17時40分49秒 インターネット
オダギリジョーについて、名前しか知らなかった頃はテレビの番組表でその名前を見る度に、「なんて配慮に欠ける人だ。こんなに文字数を使って、何を考えているのだろう。優香を見習え」と思っていました。今は悪い人ではないと分かりましたが、それでも彼の名前は番組表を圧迫し続けています。
親に付けられた名前はどうしようもありません。しかし自分で付ける名前は工夫する余地があるはずです。
他者と区別されるのも人に覚えてもらうのも、表現として個性を発揮するのも大切ですが、それらと同じくらい他人が使い易いことも大切です。名前は使われるものだからです。
呼びかけるのをためらわせる文字列は避けるべきで、情報を伝える主な手段が文字という環境では、それに加えて入力を拒絶するような文字数も避けるべきです。
欧米語やそれをカタカナや平仮名にしたハンドルは文字数が多くなりがちです。
インターネットは世界中に繋がっている。だからそこで使うハンドルは世界中で通じる確率が高い英語でなければならない。…そんな風に考えていた時期もありました。
しかしインターネットを始めてみると、海外のウェブページはほとんど見ないことが分かりました。インターネットをするようになったからといって、外国語ができるようになるわけではないのです。ハンドルだけ英語にしても意味がありません。
英語ができないのに英語のハンドルでインターネットをうろうろしていると、日本語を喋らない人に絡まれて、「あいきゃんのっとすぴーくいんぐりっしゅ」と脱出の呪文を唱えるはめにもなってしまいます。
日本人なら日本語です。特に漢字は便利です。「stop」は四文字「とまれ」は三文字ですが「止」は一文字で意味が分かります。これは少ない容量で多くの情報を伝えられる表意文字の強みです。…漢字ばかりだと外国語になってしまいますが。
ハンドルを漢字にするのは良い考えだと思います。漢字は常用漢字だけでも1945字。二文字でも378万3025通りの組み合わせ。三文字なら73億5798万3625通り。そうそう被るものではありません。
ただ、名前はその対象と強く結びついています。リンゴが明日からバナナになったらみんな混乱するでしょう。頻繁に変えるものではなく、また変えられないものですね。
